明徳義塾中学・高等学校をおすすめする理由
カンボジアの未来を担う若者の皆さんへ
明徳義塾中学・高等学校は高知県の自然に囲まれた場所にあり、生徒たちが集中して学ぶための環境が整っていると感じました。
明徳義塾では、生徒一人ひとりの夢や目標を大切にし、学問だけでなく、心の成長にも力を入れていることが伝わってきます。
生徒たちは、それぞれのペースで学びを深め、さまざまな経験を積んでいる様子でした。
また、校内の設備も充実しており、学びに適した環境が整っています。
このような場所で過ごす時間が、自分と向き合いながら学業に専念する貴重な経験になるのではないかと思います。
高知と日本の位置関係
高知と明徳義塾の位置関係
明徳義塾の特徴
1. 学業と自己成長に最適な環境
明徳義塾がある高知県は、手つかずの自然が多く残る地域です。
安居渓谷
柏島
特に印象的なのは、仁淀川の透明度です。安居渓谷(学校から車で1時間半ほど)に流れるこの川は、水が非常に澄んでおり、自然の豊かさを感じられる場所です。
また、高知県西部にある柏島(学校から車で3時間ほど)は、美しい海と豊かな自然で知られており、観光地としても人気があります。
このような豊かな自然に恵まれた高知県の中央部に、明徳義塾の校舎があるため、生徒たちは静かで落ち着いた場所で学業に集中できます。
学校周辺には商業施設がほとんどなく、都会の喧騒や誘惑から離れた環境が特徴です。
買い物の日が設けられていますが、生徒が生活する上で必要な物は、学校内でもほとんど揃えられるよう工夫されています。
2. 「師弟同行」の生活で安心して預けられる環境
明徳義塾では、「師弟同行(していどうぎょう)」という教育のもと、教師と生徒が共に生活しながら学びを共有しています。
教師も生徒と同じ敷地内で生活しており、一部の教師は生徒と同じ学生寮で寝起きを共にしています。
そのため、生徒が体調を崩したり、精神的な問題に直面した際にも、教師が近くにいるため、迅速に対応することが可能です。
特に留学生にとって、異国での生活は不安を感じることもあるかもしれませんが、教師のサポートと安心できる環境が心強い支えとなっているのではと感じました。
医療面でも適切なサポートが整っており、校医は竜キャンパスから車で5分ほどの場所にいます。
土佐市民病院や高知市内の大病院へも短時間でアクセスでき、緊急時には緊急患者用のヘリポートもあるため、必要な医療を迅速に受けることが可能です。
3.クラブ活動に専念できる環境
明徳義塾では、クラブ活動に力を入れており、生徒たちは活動を通じて成長できる機会が多くあると感じました。
クラブ活動は大きく分けて運動部と文化部があり、それぞれが活発に活動しています。
明徳義塾では、ゴルフやサッカーの練習場も「道場」と呼ばれ、ゴルフ道場やサッカー道場となっており、技術の習得だけでなく、礼儀や作法を大切にしながら活動が行われています。
これまで、サッカーの日本代表に選ばれた三都主アレサンドロさん、大相撲の横綱朝青龍明徳さん、ゴルフのマスターズを制した松山英樹さんなど、世界で活躍するアスリートを数多く輩出してきています。
また、明徳義塾野球部は甲子園大会に何度も出場しており、全国でもトップレベルの実績を誇ります。
監督である馬淵史郎氏の指導のもと、チームは常に高い実力を維持し、数々の大会で好成績を収めています。
運動部だけでなく、吹奏楽部や国際演劇部、和太鼓部などの文化部も盛んで、発表会や大会に向けて日々練習に励んでいます。
生徒たちは仲間と協力しながら成長の機会を得ているようです。
さらに、明徳義塾には「マンガ・コンテンツ部」というユニークな部活もあり、外部講師を招いて活動している点が全国的にも珍しい取り組みとなっています。
4.国際的な環境
明徳義塾では、生徒の1/4から1/3が留学生で、多様な文化背景を持つ仲間と共に学べる環境が整っています。
このような環境では、異なる価値観を理解し、お互いを尊重する気持ちが自然と育まれているように感じました。
明徳義塾のカリキュラムには日本語、英語、中国語がありますが、韓国語やベトナム語などは授業としては学ばず、寮生活の中から友達との会話を通じて自然に身につける生徒もいるそうです。
また、毎朝の朝礼前に「祖国拝礼」という儀式が行われ、故郷や家族への感謝の気持ちを大切にしています。
寮生活を通じて、自分で洗濯や部屋の掃除を行い、共同生活(4人部屋など)を送ることで、家族の支えのありがたさを実感する生徒も多いようです。
明徳義塾では、留学生向けに4月と10月の2回、入学の機会が設けられているのですが、最初の長期休暇で一時帰国した生徒の家族からは、成長したお子さんの姿に感謝や驚きの声がよく寄せられるそうです。
5. 自立と問題解決力を育む場
明徳義塾では、寮生活や日々の活動を通じて、生徒が自然に人間関係や問題解決の力を育む場が整っています。
異なる価値観や背景を持つ仲間と生活を共にすることで、学業以外にも協力し合う大切さや、お互いを尊重する姿勢が養われていくのだと思います。
こうした経験は、生徒にとって日常の中で成長する機会となり、社会で役立つ力を身につけていくきっかけになっているようです。
生徒たちは、日々の寮生活やクラブ活動を通じて、自ら行動し、徐々に自立心や責任感を養っていきます。
こうした環境の中で得た経験が、将来に向けて生徒たちの成長を支えていると感じられました。
6.まとめ
明徳義塾での生活では、寮生活やクラブ活動を通して、生徒たちはさまざまな経験を積みながら、仲間と協力して学びを深めています。
教師や仲間との交流を通じて、学業以外でも多くの成長の機会が得られるはずです。
こうした環境の中で、生徒たちは異なる価値観や背景を持つ仲間と過ごす中で、多くのことを学んでいるようです。
また、明徳義塾での経験は、新たな視野を広げ、日々の生活や学びを通じて自分自身を成長させる機会となると感じました。