カンボジア視察ツアー 2024年1月下旬
1 カンボジア視察ツアー
1.2 シンガポール・チャンギ国際空港経由
私たちが利用したのは、関西国際空港を23時25分に出発し、午前5時前にシンガポールのチャンギ国際空港に到着する便でした。荷物はスルーバッゲージ対応で、自動的に乗り継ぎ便に運ばれたため、身軽に移動できました。
午前7時半過ぎにプノンペン行きの便に乗り換えましたが、到着ゲートから出発ゲートまでの移動には少し時間がかかりました。
チャンギ国際空港は広大で、リラックスできる場所がいくつもあり、空港での時間も快適に過ごせました。
フライトはボーイング737で、特にトラブルもなく、快適な空の旅でした。
1.3 プノンペン国際空港に到着
写真には収められませんでしたが、日本のジェットスターもプノンペンまで運航しているようです。
調べたところ、成田から沖縄およびシンガポールを経由してプノンペンに行くルートがあることがわかりました。
途中の空港で外に出られるかどうかは確認が必要ですが、成田から沖縄に飛び、そこで6時間ほど過ごし、その後シンガポールでも数時間を過ごしてからプノンペンに向かう旅程もあるようです。
外出が可能かどうかは空港ごとに異なるので、事前に確認してから旅行の計画を立てることをおすすめします。
2 カンボジア視察
2.1 街の様子
私たちが宿泊したのは、日本語が通じる東屋ホテルでした。上の写真は、ホテルの窓から撮影した街の様子です。
少し休憩をとった後、カンボジアの街を歩いてみました。高層ビルがいくつも立ち並び、都市の発展が感じられます。
こちらの写真は、車内から撮影したものです。
30~40階建ての高層ビルが集まって建っている場所や、単独で目立つビルなどが見られました。
この写真は、街中で見かけた電柱です。日本でも電線が露出している場所はありますが、カンボジアでも同様に電線や電話線、光ファイバーが電柱にぎっしりと密集していました。
こちらは中央市場です。広い市場で、食料品から貴金属や時計など、さまざまな商品が並んでいました。活気のある市場で、多くの人が買い物を楽しんでいました。
2.2 カンボジアのシェアNo1、ABA銀行
プノンペン市内を走っていると、銀行の数が非常に多いことに気付きました。数百メートル進むたびに銀行の支店やATMが見えてくるほどです。
その中でも特に目立つのが、ABA銀行の支店やATMです。
ABA銀行はカナダ系の資本が入っており、カンボジアでは非常に人気があります。実際に、カンボジア人の約8割がABA銀行の口座を持っていると言われており、市場シェアNo.1を誇る銀行です。
弊社では、ABA銀行の口座開設のサポートも行っています。
通常はカンボジアに入国してからの手続きが必要ですが、弊社のカンボジアパートナーの長年の実績により、日本にいながらでも口座開設ができる仕組みを整えています。
カンボジアで銀行口座を開設するメリットの一つは、米ドルを直接預金できる点です。
もちろん、現地通貨リエルでの預金も可能で、2024年4月8日現在、リエルの定期預金は年利6%(5年)と、比較的高い利率が設定されています。
また、ABA Payというスマートフォンアプリを使えば、カンボジア国内での買い物がほとんどでき、頻繁にカンボジアを訪れる方にとっては、非常に便利なサービスです。
2.3 AEONモール
カンボジアの首都プノンペンには、現在イオンモールが3店舗展開されています。
さらに、マックスバリューも約12店舗が営業しており、現時点ではすべてプノンペンに集中していますが、こうしたイオングループの積極的な展開からも、カンボジアの成長を感じることができます。
下の写真は、イオンモール3号店の近くを撮影したものです。
周囲にはまだあまり建物が見られませんが、このエリアはこれから開発が進むことが期待されています。
さらに、3号店のすぐ近くには、来年開業予定の新しいプノンペン国際空港へとつながる幹線道路が整備されています。
このようなインフラの発展により、今後この周辺も大きく変わっていくことが予想されます。
2.4 セブンイレブンもカンボジアに進出
カンボジアでもセブンイレブンの店舗が増えていると聞いています。首都プノンペンだけでなく、観光地として有名なシェムリアップでも店舗が見られました。
Googleマップで調べたところ、プノンペンやシェムリアップ以外にもさまざまな地域にセブンイレブンが進出しており、現地での利便性が評価されている様子が伺えます。
こうした店舗展開を見ると、カンボジアの小売業の成長と、日本企業の存在感の高さが感じられます。
2.5 市場の風景
こちらは、カンボジアの中央市場の様子です。
色とりどりの果物が並んでいて、日本ではあまり見かけないような種類の果物もたくさんありました。
カンボジアは熱帯に位置しているため、果物の種類がとても豊富です。
一方で、野菜は日本でもおなじみのものが多く、どこか親しみを感じました。
実際にカンボジアの果物を食べてみると、日本のものとは少し違った風味がありましたが、それもまた現地ならではの楽しみだと思います。
カンボジアは農業が盛んな国で、豊かな平野で多くの作物が育てられています。
日本の栽培技術を取り入れることで、さらに新しい果物の味が生まれる可能性もあるかもしれません。
カンボジアの農業はまだ多くの可能性を秘めており、これからの発展がとても楽しみです。
2.6 ラス・クラン・バンティ小学校への支援活動
プノンペン中心部から車で約1時間ほど南に行くと、ラス・クラン・バンティ小学校があります。
小さな子供たちも通うこの学校では、午前と午後に分かれて授業が行われ、午前だけ、あるいは午後だけ通学している子供たちもいました。
今回の訪問では、子供たちに文房具を寄付しました。
また、お菓子も人数分用意し、子供たちに渡しました。この支援が少しでも子供たちの学びや日常に役立てば嬉しく思います。
3 観光
3.1 アンコールワット
カンボジアを訪れる際、アンコールワットはぜひ見ておきたい観光地の一つです。特に日の出の時間帯は見逃せません。
早朝、まだ暗い中、日の出を拝むためにアンコールワットに向かいました。
少し左手に進むと、池に逆さアンコールワットが映り込む絶景を見ることができます。
写真は東から西に向けて撮影したアンコールワットで、日の出の太陽が輝いています。晴天に恵まれ、歴史的な寺院と青空のコントラストが印象的な光景でした。